割り切り掲示板
私は大学院に進みたかった。しかし、親は「大学出してやったんだから就職しろ」とか「早くいい男を見つけて結婚しろ」とか生活の安定のことばかり言ってきた。子を持つ親としては当然の感情だと思う。また、実際問題として経済力の問題もあるのだろう。
だが、私が高校や大学で身に着けたものはおそらく社会に出ても通用しないことはわかっていた。私の得た知識は学問や研究でこそ生かされる、実生活には無縁なことばかりだ。それがお金になるかどうかは別として、私は大学院に進んで学問を探求することこそ自分に適した人生だと考えていた。
私の意志は曲げられなかったが、親に反発して大学院に進む以上、学費の援助は期待できない。現実的にお金はどうしても必要になる。それは仕方ない事であり、お金と言う空間Xは脱出できない底なし沼であることは私も理解していた。
お金がなければ学問も究められないし生きていくこともできない。アルバイトでお金をねん出しなければならないことは覚悟していた。
そこで私が選んだアルバイトは、割り切りのセックスだった。効率的かつ時間的にも融通が効く。妊娠だけは問題だが、それさえ防止すれば元手もいらないし、理想的なアルバイトだ。
ちなみに私はこの年齢までセックスどころか男性と付き合った経験さえなかった。抵抗感があったわけではない。そんな気持ちに傾かなかったからだ。裏返せば、気持ちが傾かないからこそ、抱かれることには全く抵抗はない。処女の価値なんて微塵も感じないからこそ、自分を道具として差し出せるのだ。
ちょっと調べれば割り切りのセックスを提供できるサイトはいくつもあった。これでお金を稼ごうと既に決めていた私は、そのうちの一つのサイトで割り切り募集してみた。すると、結構な数の応募があって、この世の中にはどれだけこんなことに提供できるお金が転がっているんだ、と感心したものだ。
こうして、私はある男に抱かれた。私自身はやり方などは全くわからなかったので、完全に身を任せる形だった。私はその男におっぱいを揉まれ、ケツの穴を舐められ、処女膜をぶち破られた。恥ずかしさは全くなくて、痛みより先に「性感とは何だろう?」と言う疑問が沸いた。
大学院で究めなければならない学問がまた一つ増えたようだった。
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